待ちに待った長期連休!旅行や帰省など、楽しい計画を立てている方も多いでしょう。しかし、長期の留守は空き巣にとって絶好の機会。せっかくの楽しい思い出が、帰宅後の悲劇に変わってしまわないよう、しっかり対策をしておきましょう。
1. 最近の空き巣の手口:巧妙化する犯行に注意!
空き巣の件数はここ10年、警察庁の統計によると、空き巣の認知件数は全体的に減少傾向にあります。
しかし、空き巣の手口は年々巧妙化しています。最新の手口を知っておくことが、対策の第一歩です。
- ピッキング: 鍵穴を特殊な道具で開ける手口。防犯性の低い鍵は狙われやすい。
- サムターン回し: ドアの内側にあるサムターン(鍵をかけるつまみ)を、郵便受けやドアスコープなどから針金状の道具を使って回す手口。
- こじ破り: バールなどの工具でドアや窓をこじ開ける手口。
- ガラス破り: ドアや窓のガラスを割って侵入する手口。
- ピッキングツールの進化: インターネットで簡単にピッキングツールが手に入るようになり、犯行が容易になっている。
- 長期不在を狙う: SNSなどで長期不在を匂わせる投稿をすると、空き巣に狙われるリスクが高まる。
2. 長期不在時の空き巣対策:これで安心!
長期の外出をする際は、以下の対策を徹底しましょう。
2.1 玄関・ドアの対策
- 鍵の交換・増設: 防犯性の高い鍵に交換したり、補助錠を増設したりして、鍵の防犯性を高めます。
- ドアスコープ対策: 外からサムターンを回せないよう、サムターンカバーを取り付けたり、ドアスコープを取り外したりします。
- ドアチェーンの利用: 在宅時でも、ドアチェーンをかける習慣をつけましょう。
- インターホンの録画機能: 不審者が来た場合に備え、インターホンの録画機能を作動させておきます。
2.2 窓の対策
- 補助錠の設置: 窓にも補助錠を設置し、侵入に時間がかかるようにします。
- 防犯フィルムの貼付: 窓ガラスに防犯フィルムを貼ることで、ガラスを割られにくくします。
- 雨戸・シャッターの利用: 雨戸やシャッターがある場合は、外出時に必ず閉めます。
2.3 家全体の対策
- 留守を悟られない工夫:
- 新聞受けを空にしておく。
- 郵便受けにチラシなどが溜まらないよにする。
- カーテンを閉めっぱなしにしない。
- タイマー付き照明などを利用して、在宅を装う。
- ご近所との連携: 近所の人に長期不在にすることを伝え、不審な人物を見かけたら連絡してもらうようお願いしておきます。
- SNSへの投稿に注意: 旅行中や帰宅後に、SNSで留守を匂わせる投稿は避けましょう。
- 貴重品の管理: 現金や宝石などの貴重品は、自宅に置かないようにしましょう。銀行の貸金庫などを利用するのも一つの方法です。
- ホームセキュリティの導入: 必要に応じて、ホームセキュリティの導入も検討しましょう。
まとめ:万全の対策で安心の長期連休を!
空き巣被害は、適切な対策を講じることで防ぐことができます。この記事で紹介した対策を参考に、ご自宅の防犯対策を見直し、安心できる長期連休をお過ごしください。
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