年末年始の大掃除、もう始めていますか?家中をピカピカにするのは気持ちの良いものですが、せっかくなら、いつも後回しにしがちな防災グッズの見直しも一緒に行ってみませんか?
防災グッズって、一度用意したら満足して、入れ替えってなかなか手がつかないですよね。 実は、防災グッズは定期的な見直しが必要なんです。
今回は、大掃除のついでにできる防災グッズの見直しポイントをご紹介します。
なぜ防災グッズの見直しが必要なの?
主に以下の3つの理由があります。
- 賞味期限・使用期限切れ 食品や水、医薬品などには賞味期限や使用期限があります。期限切れのものは、いざという時に役に立たない可能性があります。
- 家族構成・生活環境の変化 結婚や出産、子どもの成長など、家族構成の変化によって必要なものが変わってきます。また、住居の変更やライフスタイルの変化も、防災グッズを見直すきっかけとなります。
- 製品の劣化 懐中電灯やラジオなどの電池は、使わなくても自然に放電していきます。また、衣類や寝袋なども、長期間保管していると劣化することがあります。
大掃除で防災グッズを見直すポイント
1. 賞味期限・使用期限のチェック
食品や水、医薬品、電池などの賞味期限・使用期限を確認しましょう。期限切れのものは、新しいものに交換してください。
ポイント:
- 食品は、ローリングストック法を活用して、普段から食べて補充していくのがおすすめです。
- 電池は、テスターを使って残量を確認しましょう。
2. 家族構成・生活環境の変化に対応
家族構成や生活環境の変化に合わせて、必要なものを追加したり、不要なものを整理したりしましょう。
ポイント:
- 赤ちゃんがいる場合は、ミルクやオムツなどのベビー用品を追加しましょう。
- ペットがいる場合は、ペットフードやペットシーツなどを準備しましょう。
- アレルギーのある方は、アレルギー対応の食品を準備しましょう。
3. 品質の確認
懐中電灯やラジオなどの動作確認を行いましょう。衣類や寝袋などは、破れや汚れがないか確認しましょう。
ポイント:
- 懐中電灯は、実際に点灯させて明るさを確認しましょう。
- ラジオは、きちんと受信できるか確認しましょう。
4. 収納場所の見直し
防災グッズは、緊急時にすぐに取り出せる場所に保管しましょう。また、持ち出しやすいように、リュックサックなどにまとめておくのがおすすめです。
ポイント:
- 玄関や寝室など、すぐに取り出せる場所に保管しましょう。
- 重いものは、下の方に収納しましょう。
- 家族みんなが、収納場所と中身を把握しておきましょう。
5. 防災アプリの活用
防災アプリを活用して、最新の防災情報を入手しましょう。
ポイント:
- 地震速報や避難情報など、防災に関する情報を受け取ることができます。
- 家族の安否確認機能が付いているアプリもあります。
まとめ
年末年始の大掃除は、防災グッズを見直す絶好の機会です。この機会に、防災グッズを点検・補充し、いざという時に備えましょう。
参考資料:
- 首相官邸 防災情報のページ: https://www.kantei.go.jp/jp/headline/bousai/
- 国土交通省 ハザードマップポータルサイト: https://disaportal.gsi.go.jp/
コメント