マンションの火災報知器点検、作業員が入室するのはなぜ?不在時の対応は?

防災知識

マンションに暮らしていると、年に一度は火災報知器の点検が行われますよね。この際、作業員の方が自宅に入室して点検を行うため、「家にいないといけないの?」「勝手に部屋に入られても…」と不安に思う方もいるでしょう。今回は、マンションの火災報知器点検について、作業員が入室する理由や、不在時の対応など、気になる点を詳しく解説します。

なぜ作業員は自宅に入室する必要があるの?

火災報知器の点検は、単に機器の動作確認だけでなく、以下の目的で行われます。

  • 感知器の汚れや故障の確認: 感知器にホコリや油煙が付着していると、誤作動や感知不良の原因になる。
  • 電池交換: 電池切れによって、いざという時に火災を感知できない事態を防ぐ。
  • 配線の確認: 配線が断線していたり、接続不良になっていると火災報知器が正常に機能しない。

これらの点検作業は、室内に設置された火災報知器本体に触れる必要があるため、作業員が室内に入室することが一般的なんです。

在宅中に作業員が来た場合の対応

  • 身分証明書の提示を求める: 作業員に身分証明書を提示してもらい、所属する会社や担当者を確認しましょう。
  • 作業内容の説明を聞く: どのような作業を行うのか、作業時間はどのくらいかかるのかなどを詳しく聞きましょう。
  • 立ち会う: 作業中に何かあった場合に備え、作業員が作業している間は立ち会うようにしましょう。

在宅できない場合の対応

  • 管理会社に連絡: 事前に管理会社に連絡し、不在時の対応について相談。
  • 鍵の預け置き: 信頼できる人に鍵を預けておき、作業員に立ち会いをお依頼することも可能。

火災報知器点検に関する注意点

  • 点検日時: 点検の日時は、事前に管理会社から通知があります。日程を確認し、忘れずに。
  • 作業時間: 作業時間は、部屋の数や火災報知器の数によって異なりますが、通常は1部屋数分程度。
  • 費用: 点検費用は、管理費に含まれていることが一般的。ただ一部負担となる場合も。
  • 緊急時の対応: 点検中に火災が発生した場合、どのように避難すればいいのか、事前確認を。

まとめ

マンションの火災報知器点検は、私たちの安全を守るために非常に重要な作業です。作業員への対応について不安な場合は、管理会社に相談し、適切な対応をとれるといいですね。

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