高速道路で見かけるあの謎の標識!実は…。安全に欠かせない理由とは?

防災知識

高速道路を走行中、特に冬場に見かけることがある独特な標識。見たことはあるけれど、一体全体何の標識なのか、疑問に思ったことはありませんか?今回は、高速道路で見かけるあの謎の標識について、その種類や意味を詳しく解説していきます。

あれ実は…除雪車用の標識だった!意味は?

高速道路の除雪作業は、私たちの安全な走行を確保するために欠かせないものです。しかし、除雪作業を行う除雪車は、その構造上、走行中に雪を巻き上げたり、飛ばしたりすることがあります。そのため、民家や他の道路に雪が飛散してしまい、二次的な事故や被害が発生する可能性も考えられます。

そこで、除雪作業の安全性を確保し、周辺への影響を最小限に抑えるために、除雪車用の標識が設置されているのです。

除雪車用標識の種類と意味

除雪車用標識には、大きく分けて以下の2つの種類があります。

1. 投雪禁止区域指定標識

  • 形状: 正方形と十字形の組み合わせ
  • 意味: 除雪車が雪を投げ飛ばすことを禁止する区間を示します。
  • 設置場所: 高架橋の下、民家や他の道路が近い場所など、雪が飛散すると危険な場所の手前と、その区間が終わる場所に設置されます。
  • 目的: 民家への雪の飛散防止、二次的な事故の防止

2. 除雪作業中標識

  • 形状: 三角形
  • 意味: 除雪作業が行われている区間を示します。
  • 設置場所: 除雪作業が行われている区間の手前と、その区間が終わる場所に設置されます。
  • 目的: ドライバーに除雪作業中の注意を促し、徐行や車間距離の確保を促します。

除雪車用標識を見たときの注意点

除雪車用標識を見かけたら、以下の点に注意しましょう。

  • 速度を落とす: 除雪作業中は、路面が滑りやすくなっている可能性があります。また、視界も悪くなるため、速度を落として安全運転を心がけましょう。
  • 車間距離を保つ: 除雪車に近づきすぎると、巻き上げられた雪によって視界が妨げられたり、スリップする可能性があります。十分な車間距離を保ちましょう。
  • 指示に従う: 除雪作業中の標識には、徐行や追い越し禁止などの指示が書かれている場合があります。必ず指示に従いましょう。

まとめ

高速道路で見かける除雪車用標識は、私たちの安全を守るために設置されているものです。その種類や意味を理解し、標識に従って安全運転を心がけましょう。

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