大雪の最中に大地震発生…!その時どうする?命を守るための行動指針

冬将軍到来、各地で大雪に見舞われる季節となりました。 雪景色は美しいものの、大雪は交通機関の麻痺や停電など、私たちの生活に大きな影響を及ぼします。

そして、もしも大雪の最中に大地震が発生したら…? 想像するだけでも恐ろしい状況ですが、日本に住む以上、決して他人事ではありません。

今回は、大雪時に地震が発生した場合の危険性と、命を守るための行動指針について解説します。

大雪時に地震が起こると何が危険なのか?

大雪時に地震が発生すると、通常の地震よりも危険度が高まります。

  1. 倒壊・落雪のリスク増加
    • 積雪により家屋の屋根に大きな負荷がかかり、地震による揺れで倒壊しやすくなります。
    • また、屋根からの落雪や、電線・樹木などの倒壊による被害も拡大する可能性があります。
  2. 避難の困難さ
    • 積雪や路面凍結により、避難経路が確保できない、または避難に時間がかかる可能性があります。
    • 車での避難も、スタックやスリップ事故のリスクが高まります。
  3. 救助・復旧の遅れ
    • 積雪や道路状況の悪化により、救助隊や復旧作業員の到着が遅れる可能性があります。
    • 孤立地域では、支援物資の輸送も困難になることが予想されます。
  4. 低体温症のリスク
    • 停電が発生した場合、暖房が使えず、寒さによる低体温症のリスクが高まります。
    • 特に、雪で閉じ込められた場合や、避難所で過ごす場合は注意が必要です。

大雪時における地震対策

  1. 事前の備え
    • 家屋: 雪下ろしをこまめに行い、屋根への積雪量を減らしましょう。
    • 暖房器具: 停電に備え、石油ストーブやカセットコンロなどの燃料を確保しておきましょう。
    • 防災グッズ: 食料、水、防寒具、懐中電灯、ラジオ、医薬品など、必要なものを準備しておきましょう。
    • 情報収集: 気象情報や地震情報に注意し、最新の情報を常に確認しましょう。
  2. 地震発生時の行動
    • 屋内: まずは身の安全を確保!丈夫な机の下などに隠れて、頭を守りましょう。
    • 屋外: 頭上や足元に注意!建物や電柱、ブロック塀などから離れましょう。
    • 車内: 車を安全な場所に停車させ、揺れが収まるまで待ちましょう。
  3. 避難時の注意点
    • 安全確認: 避難経路の安全を確認し、危険な場所には近づかないようにしましょう。
    • 防寒対策: 厚着をして、帽子、手袋、マフラーなどを着用し、防寒対策を徹底しましょう。
    • 情報共有: 避難する際は、家族や近隣住民と情報を共有し、協力して行動しましょう。
  4. 孤立した場合の対策
    • 安全確保: 家屋の倒壊や落雪に注意し、安全な場所に避難しましょう。
    • 保温: 暖房器具や防寒具を活用し、体温の低下を防ぎましょう。
    • 情報発信: 携帯電話やラジオで情報収集を行い、救助を求めましょう。
    • 節約: 食料や水、燃料などを節約し、できるだけ長く持ちこたえられるようにしましょう。

まとめ

大雪時に地震が発生した場合、複合的な災害による被害が拡大する可能性があります。

日頃から備えを万全にし、いざという時に冷静に行動できるよう、心構えをしておきましょう。

参考資料:

コメント

タイトルとURLをコピーしました