大地震などの災害発生時、家族や大切な人の安否が心配になるのは当然のことです。しかし、そんな時、安否確認のために危険な場所へ向かう行動は、更なるリスクを伴います。災害時、人の心理として、大切な人を助けたい気持ちが強く働くのは当然です。しかし、災害時は冷静な判断が何よりも重要になります。
そこで、ぜひ覚えておいていただきたいのが「171(災害用伝言ダイヤル)」です。これは、災害時に安否確認を行うための“最後の砦”とも言える手段です。
「聞いたことはあるけれど、使ったことはない…」という方も多いのではないでしょうか。
NHK「#トリセツショー」では、NTT東日本・西日本全面協力のもと、番組と連動した「スマホを使ったテレビ防災訓練」を実施するそうです。せっかくのこの機会に、171の体験を通して、災害時の備えを万全にしましょう!
災害時、なぜ171が有効なの?
災害発生直後は、電話回線が混雑し、安否確認が困難になることがあります。しかし、171は、そのような状況下でも比較的繋がりやすく、家族や親戚などの安否情報を音声メッセージで確認できるサービスです。
録音された音声メッセージは、全国どこからでも聞くことができるため、遠くに住む家族との安否確認にも役立ちます。
171体験で得られる3つのメリット
- 操作方法をマスターできる
- 実際に171を使うことで、いざという時に慌てずに行動できます。
- 家族との安否確認方法を共有できる
- 家族みんなで体験することで、災害時の安否確認方法について話し合うきっかけになります。
- 防災意識を高められる
- 171の体験を通して、災害への備えの重要性を再認識できます。
171特別使用期間
- 2024年3月6日午後7:00~3月9日午後11:59
上記期間中は、番組に合わせて特別に171を体験利用できます。
※上記の期間外でも、毎月1日と15日は体験利用が可能です。 ※実際の災害が発生した際には、171の体験利用ができない場合があります。
171の利用方法
- 171へ電話をかける
- 音声ガイダンスに従って、安否情報を録音または再生する
非常に簡単なステップで利用できるため、機械の操作が苦手な方でも安心です。
171体験を、家族の絆を深める機会に
災害は、いつどこで起こるか分かりません。日頃から家族と安否確認の方法について話し合い、定期的に171の体験を行うことが大切です。
今回の171体験を、家族の絆を深め、災害への備えを万全にする機会として、ぜひご活用ください。
参考情報
「備えあれば憂いなし」のことわざ通り、日ごろからの準備を怠らず、もしもの時に大切な人を守れるように意識を高めていきましょう。
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