もし目の前で人が倒れたら、あなたは素早く動けますか?
ほとんどの人は「助けたいけど、どうすれば…」と戸惑ってしまうのではないかと思います。
いざという時に慌てないために、人工呼吸や心臓マッサージなどの救命処置 を学んでおくことは本当に大事です。
今回は、身近で学べる救命講習についてご紹介していきます。
なぜ救命講習を受けるべきなの?
心臓や呼吸が止まった状態を 心停止 といい、心停止になると、数分以内に救命処置 を行わなければ、命を落としてしまう可能性が高くなります。
救命処置を行うことで、救命率が約2倍※ にもなるというデータも!
※公益財団法人日本AED財団 【心肺蘇生の実施率とAEDの使用】参照
大切な人の命、そして、あなたの命を守るためにも、救命講習を受講しておくことは重要です。
救命講習で学べること
- 心肺蘇生法: 胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人工呼吸を組み合わせた救命処置
- AEDの使い方: 自動体外式除細動器(AED)の使用方法
- 異物除去: のどに詰まった異物を除去する方法
- 止血法: 出血を止める方法
身近で学べる救命講習
- 消防署
- 各地の消防署で、救命講習会で開催しています。費用は各地消防署HPをご確認ください。
- 講習会の内容は、 普通救命講習 と 上級救命講習 の2種類。
- 普通救命講習では、心肺蘇生法やAEDの使い方などを学びます。
- 上級救命講習では、普通救命講習の内容に加え、小児・乳児の心肺蘇生なども学べます。
- 消防署のホームページや電話で、 講習会のスケジュールを確認 してみましょう。
- 日本赤十字社
- 日本赤十字社でも、救命講習会を開催しています。
- 地域ごとに講習会の内容や費用が異なる 場合があるので、事前に確認しましょう。
- 日本赤十字社のホームページで、 講習会のスケジュールや申し込み方法を確認 できます。
- 市町村の防災訓練
- 市町村が主催する防災訓練で、救命講習が行われる場合があります。
- 地域の防災訓練の情報 は、市町村のホームページなどで確認できます。
- 学校や職場
- 学校や職場で、救命講習会が開催される場合があります。
- 校内や社内の案内 に注意しましょう。
まとめ
救命講習は、 「いざ」という時に役立つ知識や技術 を身につけることができる貴重な機会です。
消防署や日本赤十字社など、身近な場所で救命講習会が開催されているので、ぜひ参加してみましょう。
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